自己紹介と留学を決めた理由
まずブログを始めるにあたって、軽く自己紹介をしておきたいと思う。
自分はつい最近まで監査法人で監査の仕事をしていた。
会計士という仕事柄、やはりリスクがどこにあるのかというのを見極めることがとても重要なこともあり、本当に数多くの財務諸表を分析し、関与先でも色々な部門/職位/職種の人から話を聞いたりし、そうした経験は純粋に面白かったし、非常に勉強になった。
(ただ、最近はご承知の通り、東芝の件もあり業界全体として監査への要求水準が非常に高くなり、形式的にも求められるものが多くなり、面白みが欠けつつあるというのが正直なところではあるが・・・。)
監査の仕事が決してつまらくなったわけではないが、そもそものところで、自分自身がそもそも公認会計士になりたいと思った理由が、恐らく一般的な会計士とは大きく違うため、監査一辺倒にひた走る自分をどこかで軌道修正したいと徐々に思い始めていた。
もともと大学では開発援助の勉強をしていて、多くの発展途上国を周った。
その中で、国際機関の職員であったり、現地で働く日本企業であったり、NGOであったり、色々な人から話を聞く中で、自分も将来はこうした国々の発展に貢献したいと純粋に思った。
大学卒業後は、海外勤務という言葉に魅せられて、海外に広く展開している民間企業に入社したけれども、自分の中で何か違う気がして、3年くらいで辞めてしまった。
そんな中、国際開発の世界で生きていくには、圧倒的な専門性が絶対に必要だという、大学時代の言葉を思い出し、何を思ったか、それなら会計士が一番良いのではないか(当時簿記3級すら持っていなかったのでなぜそれを思ったかは未だに謎だが・・・)と思い、会計士の勉強を始めた。
修行僧のような勉強生活の末、無事に会計士試験に合格し、監査法人に勤務を始めたものの、やはり元々の動機が先述した通りちょっと変わっているので、監査の仕事を一通り回せるようになったくらいのタイミングから、徐々に国際開発の世界や、大学時代に夢見た仕事に軌道修正したいなぁと思っていた。
ただ、その時点で誠に残念ながら既に30オーバー且つ結婚もしていた。(しかも子供まで!)
きっと、普通の人なら、まぁでも家族の安定も大事だし、特に今の生活に困っているわけではないし、このまま頑張ろうと思うのだろうが、ピュアなおっさんは何を思ったか、とある日の晩、妻にこう告げたのです。
自分:国際開発の世界では修士がマストだし、留学したいです!!(スラダン三井風)
(予想シナリオ)
妻:30過ぎたおっさんがバカ言ってんじゃないよ、私と子供どうするの!
自分:ですよねー。
(実際)
妻:楽しそうでいいじゃん!
とまぁ、予想だにしない奇跡の回答をもらったわけです(本当、良い妻を貰ったなとつくづく思います)。
その時点で、留学が決定。
ただ、実際に留学するとなると、
・資金確保
・英語のスコア確保
・何を勉強するのか(ビジネススクール or 通常のマスターコース?)
・どの学校で勉強するのか
・留学後どうするのか
・出願手続き
・どうやって妻子を連れていくのか
等々、乗り越えるべき課題は山積み・・・。
ここら辺は徐々にブログで伝えていけたらなと思います。