ロンドン大学SOAS 大学院留学奮闘記

2017年9月からロンドンで修士号取得を目指す30代子持ちパパの家族帯同留学奮闘記

SOASを選んだ理由

前回の投稿でMBAではなく、MScと呼ばれる通常の修士課程を選んだ理由については記載したが、今回はなぜSOASという学校を選んだかについて記載したいと思う。

 

SOASは、日本語ではよくロンドン大学東洋アフリカ研究学院とか呼ばれ、その名の通り、アジアやアフリカでの地域研究とかに強い学校と呼ばれてる。

また、開発学の分野では世界ランキングでも相当上位に食い込んでくるので、実際日本人の国連職員でもSOAS出身者は結構多そうな印象を持っている。

また、学校名が示す通り、アフリカやアジア、中東といった地域に強いこともあり、それら地域の国家元首やら外交官やらにはSOAS出身者が結構いるらしい。

 

とは言え、いかんせん小規模且つ地域研究フォーカスの学校であるため、世界的に見ればやはりマニアックな存在であるといことは否めないであろう。

 

さて、本題に戻し、なぜSOASという学校を選んだのかと言うと、簡単に言えば、本当に勉強したいと思うコースがSOASにあったからという点に尽きるのだが、それだけではあまりにも味気ないので(笑)、以下に記載したい。

①勉強したいことがSOASにあった

すみません、やっぱりこれが一番大きな理由です。
自分の場合は、将来何をしたいのかと今持っているスキルは何かというのを考えて、それを結び付けてくれる学問は何かという視点でまず考えた。
自分は年齢やら金銭やらの兼ね合いで1年間で修士が取れるイギリスに絞って検討したので、他の国は見ていないが、色々学校を調べる中で、偶然見つけたのがSOASのコースであって、勉強したい内容ど真ん中なコースであった。そのため、1年間という短い時間で効率的に知識を得ることが出来そうだなというのが第1の理由である。
 
だから、正直SOASに行きたかったというより、専攻内容にひかれたというのが正直なところか・・・(笑)。

②ロケーション

やはり勉強するロケーションは個人的には重要であると思う。
自分の場合は、ロンドンで純粋に勉強したいと思ったし、Social的な側面からもロンドンという土地は非常に魅力的に移った。
そのため、結果的にはロンドン大学しか出願していない。
 
具体的には、以下の大学に出願し、結果は以下の通り。
 
LSE ⇒不合格。ブランド力や世界における卒業生の力等を勘案すると、間違いなく超魅力的な学校である。LSE出身というステータスはかなり魅力的であった。ただ、言い訳でもあるが、いくら探しても自分がやりたいドンピシャな内容が学べそうなコースが無かった・・。結果、強引に志望動機考えて経済学方面のコースに応募したが、経済学のバックグランドも全くないし、結果は当然不合格。
 
King's College London⇒合格。正直、KCLもLSE同様、あまりフィットする専攻が無かったので、強引に志望動機作って出願。絶対落ちると思ったが、なぜか合格。KCLも世界有数の大学であることは間違いないが、やはりここはLSEとの難易度の差かなとも正直思う。ただ、結果が出たのが、超遅かったので、間違いなく最後まで引っ張られて、ギリギリ合格であっただろう・・。大学ランキング的には魅力であったが、専攻内容的に辞退。
 
SOAS⇒合格。志望動機的にも良い感じで書けたので、順当に合格してくれたと思う。
 
Queen Mary⇒合格。こちらも、良い感じの専攻内容があって、志望動機も良い感じで書けたので、順当に合格。
 
ロンドンは他の都市に比べると間違いなく、生活コストが高いが、せっかくの機会なので、地の利を活かしてSocial的な側面も含めて、全力で1年間を駆け抜けたいと思う。
 

③日本人ネットワーク(特に国際開発の分野)

個人的な印象だが、SOASはロンドン大学の中でも、日本人卒業生が多い印象を持っている。
特に、先述した通り、開発学の分野ではかなり有名な学校であることもあり、国際開発の分野におけるSOASの日本人卒業生のネットワークはかなり魅力的に映った。
実際、自分自身は開発学そのものを学びに行くわけではないが、同じ学校ということもあり、うまいこと交流関係が築ければと期待している。
 
そんなこんなで、SOASで勉強することになった。
 

ただ、そもそものところで、英語で確実に死亡することが予想されるため、まずは学問的追及もさることながら、授業にしっかりついていけるように頑張りたい・・・(と今からこんな弱気で良いのだろうか)