ロンドン大学SOAS 大学院留学奮闘記

2017年9月からロンドンで修士号取得を目指す30代子持ちパパの家族帯同留学奮闘記

SOAS プレセッショナル

ロンドンに到着して早いもので3週間ちょっと経っているだが、全くブログを更新せず、危うくブログタイトルであるSOAS留学記について全く書かず、カンボジア編でブログが終了してしまうところであった・・・。笑

ここまで更新が滞ったのは、思ったよりプレセッショナルがきつかったというのが正直な理由である・・・。

 

というわけで既に4週間のプレセッショナルプログラムのうち、3週間が経過し、プレセッショナルも残すところあと1週間となった。

 

正直来る前はプレセッショナルコースは英語力の強化に主眼を置いたもので基本フリータイムは自分自身の勉強やら遊んだりできるのかと思っていたが、まさかのほぼ平日は図書館に籠る生活を強いられることになった・・。

 

それもこれも自分自身の英語が相当にクソであるということに起因しているのは間違いないのだが、明らかに自分より英語が出来るヨーロピアンの人たちも結構遅くまで図書館に籠っているのを見ると、やはりコース自体がまぁまぁきついというのは否めないかもしれない。

 

さて、SOASのプレセッショナルについて簡単に記載しておこうと思う。

自分の場合は、Unconditional Offer(無条件合格)なので、特にプレセッショナルは必須ではなかったのだが、IELTSも最低スコアでの突破且つ海外での長期滞在経験は皆無のため、いきなり本コースに突入する程の力量があるわけもなく・・・・。

そんなわけで、高くついたが、4週間のコースに参加することにした。

 

(参考)

イギリスの大学院は他の国と異なり、オファー形態が基本的に2種類ある。

Unconditional Offer(無条件合格→すべての要求水準を満たしているので、そのまま本コースに参加可能)

Conditional Offer(条件付き合格)→例えば、IELTSの要求スコアが7.0の場合、出願時点で6.5だった場合でも、出願自体は出来、入学までに要求スコアを取るorプレセッショナルを受けたうえで最後のテストに合格すれば合格といったような形で、条件付きで合格が出る。

 

4週間のコースは基本的にはUnconditional Offerの人がメインになっている様で、今のところConditional Offerの人には出会っていない。当初の予想では、Conditional Offerの人もいると思っていたので、意外であった。そして、基本英語のスコアとかは既にクリアしてきていることもあり、少なくともうちのクラスは自分を除き英語を流暢に話し且つ聞けている・・・(泣)。

 

SOASに来て驚いたのが、なぜかイタリア人がとても多いこと。プレセッショナルは中国人で溢れかえるのかなぁと思っていたら、うちのクラスの最大勢力はイタリア人である。次に中華圏→日本人と続く。なぜか韓国人は少ない・・(→これもまた意外であった。)

 

平均年齢はやっぱり若いかな。

プレセッショナルだけだと、24歳くらいかなと思う。

 

自分は完全におっさん勢力に属するのだが、日本人は若く見えるらしく、多分そんな浮いていない。笑

そして、自分自身に妻子がいることを打ち明けると、100%、Seriously ?と聞きかえされる。笑

 

図書館とかで勉強していると突然20代前半の超若いイタリア人とかに突然、肩を揉まれたりするのだが、冷静に考えると、若造に肩揉まれるおっさん像って相当シュールだなとか思う。笑

それもこれも日本人は総じて若く見えるが故の特権であろう。

 

さて、無条件合格は持っていたものの、ギリギリのスコアでクリアしたので、初日は相当不安たったが、先生がプレセッショナルということも考慮してか、多少ゆっくり話してくれることもあり、授業自体には問題なくついていける(純ドメの方、安心してください)。

 

SOASの場合は、Postgraduateの場合は、ファイナルエッセイとして2,000字、Undergraduateの場合は1,500字のエッセイを提出することになる。

 

内容自体は自分の専攻内容を勘案し、自由に選んで良いことになる。

ただ、こうしたアカデミックなスタイルでの論文を一般的な日本人は書いたことなどあまりないかと思うので、当然にそのアカデミックなスタイルでの論文の書き方に非常に苦労した。

 

途中からなんとなくコツをつかんだので、何とか2000字書いて、ファーストドラフトは無事に提出できた。

 

加えて、午後のクラスは各人の興味に沿ったクラスで編成され、各クラスとも最終的には10分間のプレゼンテーションの課題が課される。

かくいう自分もこのブログを書く前はプレゼンの準備をしていた・・・。

 

クラスのタフさは先生の裁量次第でとても楽なクラスもあれば、毎日ヘビーな宿題を課せれ、死にそうになっているクラスもある・・。

 

プレセッショナルに参加すべきかというところであるが、英語に自信があったり、アカデミック論文を書くことに慣れている人を除いて、基本的には参加することをお勧めしたい。

アカデミックな論文の書き方には型があり、そもそもその型を知らずして、本コースに突っ込むというのは相当危険な気がしている。

また生活に慣れたり、友達作りという観点からもやはり参加して良かったと思っている。